愛知県豊田市において『豊田市博物館基本計画等』について視察。
「みんなでつくりつづける」がコンセプトの、豊田市の歴史や文化、自然、産業などを紹介する総合博物館「豊田市博物館」が2024年4月に誕生しました。
大きな木造屋根が印象的で、明るく開放的な1階エントランスには市民の交流エリアとなる「えんにち空間」があり、常設展には豊田市の人々の暮らしのなかで使われた様々な道具や衣装、動植物の剥製、昆虫の標本などがガラス壁の棚に並べられています。館外にはむかしの家[旧平岩家住宅(市指定文化財)]や土蔵、自然観察のための自然体験ゾーンもあり、子どもたちが採取したどんぐりを育てて、博物館の庭園に森をつくっていくという楽しい取組や個人や団体、企業などが「とよはくパートナー」として博物館と継続的に関わっていく活動も展開され、コンセプトのとおりみんなでつくりつづける博物館であることを実感しました。
豊田市博物館の取組を参考に市民の方が気軽に訪れることができる亀岡市ならではの新資料館(仮称)について、考えてまいりたいと思います。