埼玉県戸田市において『戸田型オンタナティブ・プラン(総合的な不登校施策)』について視察。
教育長自ら対応してくださり教育改革、産官学の連携、戸田型オンタナティブ・プランの推進などご説明いただきました。
「オルタナティブ」とは、「代替の」「新たな」という意味があり、このプランには「こどもたちに新たな居場所を」という願いが込められています。
戸田市では多様な学びの場として、小学校校内サポートルーム「ぱれっとルーム」やメタバースを活用したオンラインシェア型教育センター「room-k」、県立戸田翔陽高校内生徒支援教室「いっぽ」など、こどもたちが誰一人取り残されずに学習できる環境を整えておられます。
文科省発出の通知において、「不登校児童生徒への支援は学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、社会的に自立することを目指す必要がある」とされているが、学校という場は多くの人たちとの関わりの中で様々な体験や経験を通して実社会に出て役立つ生きる力を養う場でもあるので、学校に戻ることができればその方がよいと仰っていた教育長の言葉が心に残り、誰もが安心して学べる魅力ある学校づくりの取組が根本にあることが重要であると感じました。