このたびの集中豪雨、土砂崩れによる甚大な被害が広島市、各地で発生しました。
お亡くなりになられました方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。
1日も早く復旧、復興がなされますようお祈りいたします。
改めて、国民の生命を守るため、国と地方一体のさらなる防災対策の充実が必要と感じます。
本日、ガレリアかめおかにおいて、亀岡市防災講演会が開催されました。
第1部「日吉ダムの管理 ~台風18号洪水での対応~」について、独立行政法人水資源機構/日吉ダム管理所所長の稲葉悦雄様より講演をいただき、洪水期における日吉ダムの役割と、実際にあった昨年の台風18号襲来時の、日吉ダムの洪水低減効果について学びました。
第2部「丹波高知が豪雨を招く? ~地形性豪雨と災害~」について、京都大学防災研究所/気象・水象災害研究部門の中北英一教授より講演をいただき、水文気象学(※)的立場から見た丹波高知と豪雨災害の関係について学びました。
※水文気象学とは、地球上での水の循環を気象学的立場から研究する学問分野です。
本日の講演において、新しい気象レーダ(XRAIN)についての話もありました。近年増加する集中豪雨や局所的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)による水害や土砂災害などに対して、ゲリラ豪雨の襲来予測や被害の未然防止が期待される便利なサイトであり、市のホームページなどにおいて市民の方に周知し、アクセスできるようにすれば防災に役に立つのではないかと思いました。