公明党女性局街頭演説

京都市右京区において
京都市右京区において

公明党女性局の女性議員団の一員として、3月1日から8日までの「女性の健康週間」を記念して、京都市内1か所、亀岡市内2か所(アルプラザ前とサティ前)で街頭演説を行いました。

公明党は、「女性の健康が社会の元気の源である」という考えのもとで、女性の健康を守るための数々の政策を立案し、実現してきました。

今回私は、公明党が粘り強く取り組んできた、女性特有のがん対策健康寿命の延伸について訴えさせていただきました。

 

1つ目の女性特有のがん対策では、がんの早期発見をしていくための「女性特有のがん検診無料クーポン」の発行が平成21年度に実現。このクーポンの配布によって検診受診率が向上し、平成23年度からは大腸がんの無料クーポンにも広がりました。それをさらに進めるかたちで、過去にクーポンを受け取りながらも受診されなかった方に対して、無料クーポンを送付する個別の受診勧奨をし、さらに電話やハガキで再度受診勧奨をするという「コール・リコール制度」により、受診率50%をめざしていくことを訴えました。

亀岡市においてクーポン導入前は、子宮がん検診で5.8・乳がん検診で12.7、導入後は、子宮がん検診で27.4%・乳がん検診で28.3%。亀岡市では国に先駆けて平成24年度からコール・リコール制度を導入していますが、導入後は、子宮がん検診で32.9%・乳がん検診で31.4%と着実に向上しています。

 

2つ目の健康寿命の延伸については、平均寿命はどんどん延びていますが、寝たきりや介護が必要になることなく、元気でいられる健康寿命を延ばす事が今後重要になってきます(ちなみに平均寿命と健康寿命の差は10年ほど開いています)。

健康寿命を脅かす原因として生活習慣病身体的行動の減少運動不足が挙げられます。骨、関節、筋肉等運動器の障害(運動器症候群)で、要介護や寝たきりになる危険が高い状態をロコモティブシンドロームと言いますが、これを予防するためには、毎日少しずつでも運動を行っていくことが有効であると日本整形外科学会で推奨されています。自分自身がロコモかどうかチェックするロコチェックをしていただくと、日常生活の中で思い当たることがあったり、今は大丈夫でも40代ぐらいから骨や筋肉の量は減少してきますので、予防のためにもロコモーショントレーニング片脚立ちやスクワットなどのちょっとした毎日の心がけが大切です。

いつまでも健康でいられる健康寿命を延ばし、介護や認知症を予防する運動を、公明党女性局としても取組をすすめています。

 

 「コール・リコール」、健康寿命を延ばすために「ロコモティブシンドローム」予防については一般質問にも取り上げ、亀岡市でも取組を進めてくださっています。

これからも、市民の皆様の命と健康を守るために頑張って参ります。